わかってたのに間違えた…テストの「うっかりミス」を無くすには?

だいず
このブログに来ていただきありがとうございます!
この記事は非公開にしていましたが、検索で来てくださる方がいるようなので、現在試験的に公開しています。

「うわ最悪。わかってたのにうっかりミスしちゃった」


わかってたのに間違えることを「うっかりミス」で済ませるのはもうやめようぜ。それが今の実力なんだよ。

塾の先生をやってるだいず(@hatakenodaizu)です。
当たり前すぎて多くの人が忘れていること。「わかる」と「できる」は違うってことについて書きました。

 

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「わかる」と「できる」は違う

「わかる」と「できる」はまったく違うものです。僕が生徒にしょっちゅう伝えるメッセージですね。

たとえば、野球を始めたばかりの人が「120キロのストレートを投げたい!」と思いました。
YouTubeで速球を投げるピッチャーのフォームを研究したり、本を読んだりして「こうすれば速い球を投げられる」というのが何となくわかったとします。

で、これだけで120キロの速球を投げられますか?
よっぽど才能がないと投げられないですよね。

知識をインプットして「わかる」状態になったとしても、実際にボールをもってピッチング練習をしない限り永遠に「できる」の状態にはならないのです。

これと同じことが、あなたが「うっかりミス」で済ませているものの正体です。
「わかる」というだけでは、まだ「できない」というエリアにいます。

学校で習っただけでは、なんとなくできるような気になってるだけで実力はついてません。覚えた情報をアウトプットする練習を積み重ねないと、いつまでもできないまま無残な結果を残し続けますよ。

「わかる」が「できる」になると脳細胞が変わる

ちょっとだけ生物学のお話。

「わかる」の脳

人間の脳は、約160億個もの脳細胞(ニューロン)の集まりです。ニューロンはそれぞれ違う情報を保存する役割があります。

何か新しい情報を覚えたとき、ニューロンは他のニューロンに向かってうにょーんと軸索という腕を伸ばします。この軸索が他のニューロンと結びついて、複数の情報が知識としてつながるようになるのです。
つながった場所をシナプスといいます。

このシナプスが次々に作られることで、まとまった情報の全体が理解できるようになるのです。
これが「わかる」の状態ですね。

たとえば、

・半径は直径の半分
・円周率は直径と円周の比
・πは円周率を表す数字
・高さとは底面から上の面までの距離

こうした情報がまとまることで、初めて「円柱の体積の公式」が理解できるようになります。

「できる」の脳

でも、これだけでは「できる」の状態にはなっていません。
次々に他と結びついたニューロンは、いざという時にどのニューロンを使えばいいのかわからなくなってしまうのです。

ジグソーパズルを組むときに、同じような形や色のピースがたくさんある中から一つを探すのって大変ですよね。あんな感じで、ニューロンは欲しい情報をどこに置いているのかわからないため探すのに時間がかかってしまいます。

ですが、欲しい情報を探す練習を繰り返すことでニューロンには変化が現れます。よく使うニューロンの軸索は、ミリエンというゼリー状の物質でおおわれていくのです。
ミリエンは電気を通さない性質があるので、ミリエンでおおわれた軸索は電気信号をスムーズに伝えやすくなります。

これが、「わかる」から「できる」に変わった状態です。

 

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「できる」状態のつくり方

この状態をつくる近道は、情報を検索する練習を繰り返すこと。要するにクイズ感覚で問題を繰り返し解くことが大事ってことですね。

ただ頭に情報を入れるだけでは検索の練習になってないんです。先生に教わっただけで「あーわかるわかる」ってなってる人は本番でうっかりミスを繰り返すことになります。

頭に情報を入れるインプット、持っている情報を引き出すアウトプット。この両輪がそろって初めてできるようになります。

いつまでもうっかりミスで済ませてないで、自分の頭で考える練習をしましょう。この記事読んだら画面をオフにして、5分だけがんばってみませんか?

 

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