学校では教えてくれない!小論文をスラスラ書く方法【小学生でもOK】

だいず
このブログに来ていただきありがとうございます!
この記事は非公開にしていましたが、検索で来てくださる方がいるようなので、現在試験的に公開しています。

「小論文がぜんぜん書けない・・・自分でも何が言いたいのかわかんなくなる!」

 

小論文は、いわゆる作文とは違った書き方が必要になります。

○ですます調ではなく、である調で言い切る
○序論・本論・結論で三部構成にする
○一文一義(一つの文で言いたいこと一つ)にする

というところは学校で教わったのではないでしょうか?
でも、これを知っただけではなかなかうまく書けないという人もいると思います。

「なかなか筆が進まない!」という人向けのコツを、できるだけわかりやすくなるように書いてみました。
イメージとしては0点から50点に上げるためのポイントって感じです。このポイントを伝えた生徒たちの文章が劇的に改善されたので、参考にしていただければ!

 

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小論文と作文の違いは?

作文は「おじゃる丸」の世界

作文=自分の体験+自分の感想

「自分がどんな体験をして、そこからどんなことを感じたか」
作文は、これを書くだけでおおよその形になります。あくまで感想なので、「なんだか楽しかったです」みたいにふわふわしていても許容されちゃいます。

例えるなら、アニメ「おじゃる丸」の世界みたいな感じです。
自分がどう感じたかさえ伝わればいいので、「プリンはやんごとなき味でおじゃる」でおしまいです。感想に理由づけや根拠はいりません。
だから「あっちもよいの。こっちもよいの。どっちも好きでおじゃる」でもオッケーです。平和ですね。

小論文は「正義のヒーロー」が敵を倒す世界

それに対し、小論文は2つの意見のバトルです。さらに、自分の意見の方が他の意見よりも優れていると証明しなくてはなりません。

小論文=自分の考えVS自分と違う考え

例えるなら、「正義のヒーロー」の物語です。
まず最初に怪獣が現れて暴れまわります。そこに颯爽と現れたヒーローが戦い、必殺技で怪獣を倒すのです。こうして一つのストーリーが完結します。

小論文における敵とは「自分とは違う意見」であり、正義のヒーローは「自分の意見」です。
そして自分の意見は、「理由・根拠・具体例」という必殺技によって敵を倒して物語に幕を下ろすのです。

つまり、小論文でもっとも大切なポイントは自分の考えをハッキリさせること。
小論文でつまずく人の多くが、明確な自分の立場がわかってません。ここを決めないで書き始めるから、書いてる途中で何が言いたいのか見失ってしまうのです。

では、どうすれば自分の考えをハッキリさせることができるのでしょうか?

 

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文章を書く前に、10分で設計図を描こう

小論文の出題用紙には、必ずメモ欄や余白のスペースがあります。
あなたはこのスペースを有効活用できていますか?

頭の中でごちゃごちゃしている思考を、うまく言葉に落とし込むのは難しいものですよね。それはいろいろ考えているうちに、さっきまで考えていた別のことを忘れてしまうからです。

だからこそ、最初の10分でここに小論文の設計図を書きましょう。

紙に書いた文字はどこかへ消えることはありません。
いきなり文章を書き始める前に設計図を書くだけで、何を書いたらいいのかが整理されるのです。

シンプルな設計図の書き方

「SNSとの付き合い方について自分の意見を述べよ」という出題がされたとして、実際に設計図を考えてみましょう。
設計図を書く上でのポイントは、シンプルに短く書くことです。

・自分の考え
・自分とは反対の考え

まずは、この2つを明確にします。
細かく書く必要はないので、一言で簡潔に書きましょう。メモを長くとると、結局何が言いたいのか見失いやすくなります。

自分と反対の考えとして使いやすいのは、常識少数派です。

①常識(SNSは危険だから規制すべき)
②少数派(SNSを使わなくても問題ない)

もし①を採用するなら、自分は「SNSは規制すべきではない」という立場を取れます。②を使えば、「SNSによって新たな可能性が生まれる」という立場を取れます。

そして自分の意見の理由を2~3個、箇条書きで簡単に書きましょう。
ここまで書ければ、設計図はひとまずオッケーです。最低限の準備は整いました。

余裕があれば、自分と反対の意見の理由も2~3個書いてみましょう。
さらに、その理由に対して自分の反論も書いてあるとより良くなります。この反論は、自分の意見に説得力を持たせてくれる強い武器になります。


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設計図をもとに文章を組み立てよう

では、設計図をもとに文章を配置していきましょう!学校で習う「序論・本論・結論」をもう一歩踏み込んで解説します。

【序論】自分と反対の考えVS自分の考え

序論は、自分と反対の考えVS自分の考えという構図を描きましょう。
書く順番がポイントで、まず自分と反対の考え(常識・少数派)を書き、そのあとに自分の意見を述べてください。

これはヒーローものでいえば、怪獣が暴れているところに颯爽と主人公が登場する場面です。
怪獣がいないところにヒーローは駆けつけてきませんよね。ヒーローが現れる前には、まず怪獣が暴れていなければいけないのです。

「SNSは危険だという意見は根強い。実際にSNSを利用した事件もニュースでよく見かける。しかし、SNSは本当に危険なのだろうか。私は、SNSは危険なものではないと思う。」

こんな感じで展開していきましょう。文章全体の量のうち2~3割くらいが書ければオッケーです。

【本論】自分の考えの根拠を示す

本論は、「自分の意見は筋が通っている」というのを読み手に納得させるための部分です。
設計図に書いた、自分の意見の根拠となる理由を膨らませて書いていきましょう。この本論が、ヒーローが怪獣と格闘する一番の見どころになります。

自分の意見となる根拠は、2つか3つに絞って書きましょう。自分や周りの人の実体験なども根拠として有効になります。

「私はSNSで知った動画によって、今まで興味のなかった物理学に興味を持った。SNSを通じた世界中の人との交流は、日常では知ることのできない知識をもたらし、より成長するための刺激を与えてくれる。」

また、設計図で書いた「自分と反対の考えの理由」をここで書き、その反論まで述べるとグッと説得力が出ます。

「そうは言っても、SNSを通じた事件が多く起きているのも事実だ。しかし、大切なのはSNSを禁止することではない。それよりも、正しい使い方を学んでいくことが重要ではないだろうか。」

こんな感じで、自分の意見の根拠を論理的に書いていきましょう。文章全体の6割くらいは本論を膨らませて大丈夫です。


【結論】つまりこういうことですよ

結論は、「私の意見は一言で表すとこういうことです。」というのをもう一度ダメ押ししましょう。

「正しい使い方を知れば、SNSは決して危険なものではない。積極的にSNSを使うことで、より多くの可能性に出会うことができるはずだ。」

ヒーローが怪獣を倒したあとのエピローグ。「汚染された海からは怪獣が生まれてしまう。もう海を汚すのはやめよう」みたいなシーンです。
見ている子どもたちに「海を汚してはいけない」というメッセージを改めて伝えることができます。

小論文においても同じで、最後に自分の考えをシンプルに伝え直すことでメッセージが伝わりやすくなります。

量は文章全体の1割くらいでオッケー!もう一度テーマと自分の考えを読み手に伝えることができれば完成です。 お疲れ様でした。

添削されたら同じテーマでもう一度!

小論文の模試などで、採点者から添削してもらったあとにもう一度書くとより力が付きます。

同じテーマで書いている、自分より上手い人の文章を読ませてもらうのもいいでしょう。

小論文は、設計図さえ作れればビックリするくらい書きやすくなります。頭の中のもやもやを整理するためにも、ぜひメモ欄を使って図を書いてみてください。

 

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